【忘備録】瓦屋根の施工には、経験と知恵が活かされていた
U。・x・)ノこんにちは、お気楽MANです。
この前、現場を見に行った際に、瓦屋根の施工についてシロウトながらに気になったところがある話をしました。
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そこで、監督さんにその施工が標準的なものか聞いてみたんです。
そこには、「なるほど!」と思える経験が活かされていたんです。
屋根の構造
家を建てたことのある人なら知ってるかもですが、屋根の構造ってこんな感じになってます。
我が家は寄棟なので形状は違いますけど( ̄▽ ̄)
参考:住宅総合研究所
どんな屋根も"垂木・野地板・ルーフィング"の3つの部材で構成されていて、その上に瓦やスレート、ガルバリウム鋼板といった屋根材が乗っています。
屋根で重要な"ルーフィング"
ルーフィングの役割はずばり "防水" です!
屋根材も防水機能を果たしていますけど、どちらかと言えば見栄えの意味合いが強く、実際はルーフィングが保護機能を優先的に果たしているんだそうです。
だから、ルーフィングの材質や施工もすごく重要なんだって。
施工が悪いと野地板が腐食したり、雨漏りの原因になってしまうからね。
残念ながら、我が家のルーフィング施工時に現場を見れなかったんで、すごく残念(。-_-。)
ご参考に、ウィザースホームで建てられた先輩の写真を拝借させて頂きました。
参考:建て方2|2014年 新昭和ウィザースホームで新築
瓦屋根の施工
瓦工事の途中経過を見ることが出来たので、そのなかで気になったことがあったので聞いてみました。
瓦の破片を活用する理由は?
棟部分の瓦と瓦のつなぎ部分に使用する材料で"南蛮漆喰"があります。
写真の黒い粘土のようなものが"南蛮漆喰"ですね。
この写真を見てちょっと気になったんですね。
『何故、瓦の破片が南蛮の上に置いてあるのか?』
そこで、監督のひよ君に聞いてみたんです。
屋根工事で1点確認させてほしいのですが、隅棟の処理で瓦との間に出来た隙間を、漆喰工事としてなんばんで埋めると思うんですが、今回の工事で添付写真のように割って残った瓦を敷くのは、標準的な施工方法でしょうか?
ちなみにその場合、その瓦の役割は何でしょうか?
いろいろな瓦屋さんに聞いてみたんですけど、瓦を入れることで南蛮漆喰の乾燥を早める作用があるので入れているようです。
ルーフィングに南蛮漆喰が付着すると劣化が早まるんだそうで、それを防ぐ意味もあるらしいです。
なるほど!
明確な答えをもらい、安心しました(;≧∇≦) =3 ホッ
そのあと、少し自分でもググってみたんです。
そしたら、同じ施工方法の会社さんがあったんです!
ここに、これまでの経験と知恵が活かされていることが分かりましたヾ(*´Ο`*)/